CTOメッセージ

NAVITIME JAPAN ENGINEERS

一つの道を究めることも、

フルスタックを目指すこともできる。

それが自社サービス開発の魅力です。

一つの道を究めることも、

フルスタックを目指すこともできる。

それが自社サービス開発の魅力です。

  • 菊池 新

    最高技術責任者
    取締役副社長

  • 上智大学理工学研究科卒業後、株式会社NTTデータに入社。1996年、大学時代の先輩だった現・ナビタイムジャパン代表取締役社長の大西啓介と共に、経路探索エンジンの商用化を立ち上げる。2000年3月にナビタイムジャパンを創業。最高技術責任者 兼 取締役副社長に就任。経営の傍ら、現在もサービス開発の指揮を執る。

本質を追求していけば、成功はついてくる。

当社のコアテクノロジーは、私と社長の大西が学生時代に研究していた経路探索のアルゴリズムがもとになっています。しかし当時、これを商用化しようといった思いはまったくなく、情報システムを学ぶための課題のひとつとして考えていました。大西が道路、私は電車をテーマにしていましたが、まだ時刻表が電子化されていなかった時代のこと。全国のJRの時刻表をすべて手入力して、システム化した記憶があります。その後、大西と二人で「インターネットを使って、何か事業を起こそう」という話になった時、経路探索エ

当社のコアテクノロジーは、私と社長の大西が学生時代に研究していた経路探索のアルゴリズムがもとになっています。しかし当時、これを商用化しようといった思いはまったくなく、情報システムを学ぶための課題のひとつとして考えていました。大西が道路、私は電車をテーマにしていましたが、まだ時刻表が電子化されていなかった時代のこと。全国のJRの時刻表をすべて手入力して、システム化した記憶があります。その後、大西と二人で「インターネットを使って、何か事業を起こそう」という話になった時、経路探索エンジンの商用化に乗り出したのです。売り上げが急激に伸びたのは、1990年代後半に普及していた電子手帳に、私たちの経路探索エンジンが搭載されたころから。その後、携帯キャリアの公式コンテンツとして自社サービスを開始し、現在のスマホアプリへとつながっていきます。今にして思えば、少しずつ時代の先を行く研究をしていたおかげで、ニーズが後から追いついてきた。大西はよく「本質的に正しいことを追求する」と言っていますが、当社の成長は、まさにその言葉通りのものだったといえるかもしれません。

ンジンの商用化に乗り出したのです。売り上げが急激に伸びたのは、1990年代後半に普及していた電子手帳に、私たちの経路探索エンジンが搭載されたころから。その後、携帯キャリアの公式コンテンツとして自社サービスを開始し、現在のスマホアプリへとつながっていきます。今にして思えば、少しずつ時代の先を行く研究をしていたおかげで、ニーズが後から追いついてきた。大西はよく「本質的に正しいことを追求する」と言っていますが、当社の成長は、まさにその言葉通りのものだったといえるかもしれません。

私たちがつくっているのは、
現実世界をシミュレーションした仮想世界です。

当社の経路探索エンジンの強みは、まだ端末の処理能力が低かった時代に、小さなメモリ容量でどれだけ早く応答できるかを考えてきたところにあります。そのためにはアルゴリズムを考え抜いて、徹底して無駄のないプログラムを作るしかありませんでした。また、私たちの経路探索エンジンは、単に時刻表や道路地図の情報を参照して経路を判断しているわけではなく「現実世界で何が起こっているのか」をシミュレーションしています。例えば最近、車ルート検索に実装された“超渋滞回避”という機能は、高速道路の混雑時に一般道を使うことを提案するだけでなく、遠方の迂回路までを紹介し

ます。高速が混んでいるときは、近くの一般道も混雑しますから、そこまでをアルゴリズムに織り込んでいるのです。いわば、私たちの経路探索エンジンは数字でできた仮想の世界。現実の世界で起こるであろうことをどんどんアルゴリズムに取り込んでいき、プログラム上でシミュレーションを行って、ユーザーに理想的な移動ルートを提示しているのです。現実世界で起きているランダムな要素までを次々とアルゴリズムに取り込んでいくのが、経路探索エンジンの進化です。

当社の経路探索エンジンの強みは、まだ端末の処理能力が低かった時代に、小さなメモリ容量でどれだけ早く応答できるかを考えてきたところにあります。そのためにはアルゴリズムを考え抜いて、徹底して無駄のないプログラムを作るしかありませんでした。また、私たちの経路探索エンジンは、単に時刻表や道路地図の情報を参照して経路を判断しているわけではなく「現実世界で何が起こっているのか」をシミュレーションしています。例えば最近、車ルート検索に実装された“超渋滞回避”という機能は、高速道路の混雑時に一般道を使うことを提案するだけでなく、遠方の迂回路までを紹介します。高速が混んでいるときは、近くの一般道も混雑しますから、そこまでをアルゴリズムに織り込んでいるのです。いわば、私たちの経路探索エンジンは数字でできた仮想の世界。現実の世界で起こるであろうことをどんどんアルゴリズムに取り込んでいき、プログラム上でシミュレーションを行って、ユーザーに理想的な移動ルートを提示しているのです。現実世界で起きているランダムな要素までを次々とアルゴリズムに取り込んでいくのが、経路探索エンジンの進化です。

世界のデファクトスタンダードを目指すために。

当社では、設計からプログラミング、デザイン、インフラ構築までを社内で完結させています。これは、私たちが提供しているものが、システムのすべてを緊密に連携させ、無駄を省いて、ユーザーに答えを返さなければならないサービスだから。開発を外部に委託すると、システムの連携が難しくなってしまいます。私たちの提供しているサービスは、生活のインフラになりつつあります。時刻表の改編など、現実社会に変化が起こった時に、すぐにシステムに反映させるためにも開発を社内で完結させることが重要なのです。そのために、当社が採用したいと考えているのは「自ら考えて行動で

きる」「本質的に正しいことを考えられる」「素直で謙虚である」といった資質を持つ人材です。自社サービスを展開している企業だからこそ、スペシャリストを目指すことも、フルスタックのエンジニアに成長することもできます。鉄道から自動車、徒歩、バイクや自転車まで、あらゆる移動手段をトータルにサポートしている経路探索エンジンを開発している会社は、世界的に見ても恐らくナビタイムジャパンだけです。私たちはこれから、世界を相手に、快適な移動を提案していきます。

当社では、設計からプログラミング、デザイン、インフラ構築までを社内で完結させています。これは、私たちが提供しているものが、システムのすべてを緊密に連携させ、無駄を省いて、ユーザーに答えを返さなければならないサービスだから。開発を外部に委託すると、システムの連携が難しくなってしまいます。私たちの提供しているサービスは、生活のインフラになりつつあります。時刻表の改編など、現実社会に変化が起こった時に、すぐにシステムに反映させるためにも開発を社内で完結させることが重要なのです。そのために、当社が採用したいと考えているのは「自ら考えて行動できる」「本質的に正しいことを考えられる」「素直で謙虚である」といった資質を持つ人材です。自社サービスを展開している企業だからこそ、スペシャリストを目指すことも、フルスタックのエンジニアに成長することもできます。鉄道から自動車、徒歩、バイクや自転車まで、あらゆる移動手段をトータルにサポートしている経路探索エンジンを開発している会社は、世界的に見ても恐らくナビタイムジャパンだけです。私たちはこれから、世界を相手に、快適な移動を提案していきます。

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  • 01 サーバサイド開発エンジニア
  • 02 アルゴリズム開発エンジニア
  • 03 地図フレームワーク開発エンジニア

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